うつ病

急増するうつ病

ストレス社会と言われる現代は、うつ病や予備軍が急増し、いまだ衰える事がありません。
ひとたびうつ病と診断されれば、それは完治に向けての一歩を踏み出したことになります。
問題はうつ病の自覚のない予備軍で、潜在患者数は20人に一人とも言われており、特別な病気ではなくなっています。

誰でもなり得るうつ病ですが、他の病気と同様に、早期発見が早期回復の鍵となります。
しかし、検査でわかる性質のものではないため、予兆を見逃しがちなのも発見を遅らせる結果となっているのも事実です。

予兆の一つに、無気力があります。
今までは精力的に趣味や仕事に取り組んでいた人が、ある日突然無気力となり、職場なら休み勝ちなにり、成果があがってこないなどの変化が表れます。
また、過剰なストレスから自律神経失調症となり、不整脈や異常な発汗、時に発熱などの不調に見舞われます。

 

うつ病になりやすいタイプ

同じ状況下にあっても、ストレスを強く感じる人とそうでない人がいます。
うつ病はなり易い人となりにくい人がいますが、うつ病を発症する危険性の高い人には共通の傾向が見られます。

多くの人が見過ごすことのできる事象にも強いイライラを感じてしまうタイプの方は、人並み以上にストレスを感じやすいため注意が必要です。
また、優柔不断な人程かかりやすい病気でもあるのです。
普段から思っている事を口にする人は、その分ストレスを発散しているためうつ病にかかりにくいのですが、思いを口にせず、不満を貯め込んでしまう人程かかりやすい病気なのです。

 

言ってはいけない言葉

うつ病になると、これまでできていたことが急にできなくなったり、判断力が低下することがあります。
また、何をするのも億劫で、常に怠いのがうつ病の特徴の一つです。

ストレスから自身を解放するために、脳がスイッチを切ってしまうことによる怠惰なのです。
その様な状態の人に言ってはいけない言葉は、頑張れという励ましです。

 

うつ病を回避するために

うつ病も他の病気同様で、発症してから治療するよりも予防が大切です。
日ごろから自分なりのストレス発散を心掛ける事が重要です。

例えば絵を描いたりカラオケで歌うのもストレス解消法の一つです。
軽い運動を心掛けることも重要です。
日常生活の中で、あまり一つの事を突き詰めて考えすぎたり、他人に気を使い過ぎたりすることなく、自分に余裕を与える事が大切なのです。

 

うつ病の治療法

ひとたびうつ病と診断された場合、治療法は2種類あります。
一つは抗鬱剤の投薬で、もう一つは休む事です。

抗鬱剤には、うつ病の発祥によって低下した脳の機能を取り戻す効果があるため、鈍化した行動の回復を促します。
また、薬だけではなく、十分な休息を取ることも重要なのです。

医師は診断と処方箋を出す事はできますが、カウンセリングを行わないケースが殆どです。
カウンセラーが医師と連携して治療に当たる事で、より確実な治療を施すことが可能になるのです。