依存症

間違ったストレス発散法

ストレス社会の現代、人それぞれにストレス解消法を持ち、健全な社会生活を送っていますが、過度なストレスに対してはいつも以上の休養やストレス発散が必要となります。
時には逃げることも必要ですが、間違った方法でストレスを解消した場合、依存症となってしまいます。
最初は少しでも効果がありますが、徐々に量が増えていき、ついにはそれなしではいられなくなるのです。

依存症には様々なタイプがありますが、大きく3つに分けられます。
物質への依存、行為への依存、人間や動物への依存です。

物質への依存症として最も多いのがアルコール依存症です。
中毒性が強く、アルコール効果の持続時間も時間の経過とともに短くなって行き、効果が切れると震えや動悸、吐き気など身体に重篤な症状が表れます。

また、薬物依存症は最も危険な依存症で、自らの生命を脅かすだけにとどまらず、周囲の人々に対して危害を加える可能性もあり、大きな社会問題となっています。
近年、禁煙外来が注目されていますが、たばこも中毒性が強く、禁煙を試みても幾度も失敗するケースは少なくありません。

依存する対称は人間や動物である場合もあります。
親子であったり恋人や友人であったり、ペットであることもあります。

思い込みによる特定異性への過度な依存症は、ストーカー行為に及ぶ危険性もあります。
ペットへ愛情を注ぎこみ、死亡した際のペットロスも社会問題として大きく取り上げられています。

最近問題となっているのが、若年層のゲーム依存症やメールやラインへの依存症です。
携帯を手放すことができず、友人や恋人と一緒にいるにも関わらず、誰かとラインやメールで繋がっていなければ心が休まらないのです。
形のない依存症は他にも沢山ありますが、経済的に大きな影響があるのが買い物依存症とギャンブル依存症です。

 

依存症になりやすいタイプ

依存症になりやすい性質というものが統計として出ていますが、だからと言って依存症になるわけではありません。
環境によっても大きく異なり、一概には言えません。

一つの傾向として言える事は、継続的なストレスがあるということです。
何かを求めても得られない欲求不満や、逃げ出したい事象が日常的にあることで、発散方法とて物や人、ペット、行為に一時的に退避する事で自分の心を守ろうとします。
しかし、結果的には依存する事で自分を縛ることになってしまいます。

治療へのアプローチ

やはり早期発見が早期治癒には重要です。
周囲の人間の気遣いが必要であるだけでなく、根本的な原因を取り除く手助けが必要となります。

アルコールや薬物への依存症の場合、まずは病院での治療が最優先となります。
しかし、身体的な問題を取り除いても一時的なものでしかなく、退院後再び手を出す確率が極めて高いものでもあります。

依存症からの脱却にはカウンセリングが欠かせないのです。
アプローチとしては、心を縛る対象物からの解放のために、依存症であることに気づかせ、乗り越える手助けをする事です。

依存症とひとくくりにしてカウンセリングを行うカウンセラーももちろんいますが、アルコール依存症や薬物依存症に特化したカウンセラーもいます。
ある依存症の解消法に長けているカウンセラーが、早期治癒に力を発揮するのです。