あがり症

木曜日, 21 1月 2016

あがり症の悩み

人前でスピーチをしたり、歌を歌ったり踊ったりという行為はとても緊張するものですが、ひとたび慣れてしまうとそのプレッシャーが心地よく感じることができるものです。
アスリートやアーティストが大勢の人の前でプレイや演技を披露することは、そのプレッシャーを力に変える術を身に着けているからに他なりません。

あがり症の場合、失敗するのではないかというネガティブなイメージに支配され、その結果プレッシャーに押しつぶされてしまうのです。
あがり症の人にとって、衆人環視の状況は極めて居心地が悪く、そのストレスから身体への影響もあるのです。

あがり症の症状

最も多いのが赤面とふるえです。
初めて大勢の前でスピーチをする場合、多くの場合緊張し動悸がするものですが、数回経験をすれば慣れてしまうものです。

しかし、あがり症の場合は場数を踏んでも改善されず、常に人前で赤面し、声が上ずり、足がふるえ、手のひらや顔などに大量の汗をかくなど、誰の目にも明らかな症状が表れます。
あがり症の人にとってそれことが恥ずかしいこととして、できるだけ隠したいと思うものです。

大人になっても会議で発言する際などに、また同じ様にあがってしまうのではと思い、それが負のイメージとなり脱却できないという悪循環があります。
それはビジネスでは評価に繋がり、自信の無さを指摘される可能性があるため、早期に改善する必要があるのです。

あがり症の原因

人前でのピアノ演奏、スピーチ、演技などで失敗した経験がある場合、それが常に不安材料として頭の中にあるため、過剰に緊張してしまいます。
長い年月の間に自然に解消されるものもありますが、それがトラウマとなり心の傷となってしまってる場合、克服するのはたやすい事ではありません。
あがり症で良い事はあまりなく、実力があっても本番で発揮できないなどの不具合があり、自信喪失の材料が増える一方です。

最悪のケースでは対人恐怖症になったり、ひきこもりやパニック障害を引き起こし、社会生活を営む事が難しくなることがあります。
大勢の前でなくとも、人と話す事自体に強い緊張感を感じたり、職場での架電ではまわりが聴き耳を立てているのではないかという強迫観念に駆られ、電話恐怖症になるケースもあります。
こうした症状を社交不安障害と言い、心の病気として医療機関を受診する必要があります。

あがり症の改善策

あがり症であることを自覚している場合、早期にカウンセリングを行う事で比較的短期間に改善することができます。
冠婚葬祭でのスピーチや、就職試験の際の面接、職場でのプレゼンなど、逃げられない状況に遭遇する機会はあるでしょう。
人前で何かをする機会は人生の節目節目で幾度となく訪れるため、早い機会に解消することで楽に乗り切ることができるのです。

心療内科を受診することもできますが、病院では抗鬱剤を処方されるだけで、根本的な解決には至りません。
あがり症を改善するためにはカウンセリングを受ける事が最善の選択となります。

ただし、カウンセラーとの相性が重要になる場合もあります。
何故なら極度の対人恐怖症場合、カウンセリングを受けること自体に強いストレスを感じるため、症状が一時的に悪化するケースも報告されています。

ただし、こうした試みを何度も重ねるうちに慣れが生じます。
慣れるというのは、状況を乗り切る自信がついたということに他なりません。
経験値を積むことで、あがり症は飛躍的に改善する事が可能なのです。


ひきこもり

火曜日, 22 12月 2015

ひきこもりの定義

ひきこもりには程度の差こそあれ、多くの人にとってあり得る現象です。
誰とも口をききたくない、一人になりたいという時間は誰しもあるもので、自室があればひきこもって何時間も出てこないこともあります。

多くのケースでは自然に解消され、しばらくすると外に出て行きますが、長期間部屋から一歩も出られなくなる状態がひきこもりです。
ひきこもっているのは部屋というよりも、自分自身の周囲に築いた壁の中に閉じこもってしまっているのです。

最初は家庭の中でも口をきかなくなったり、食欲がなくなったり、何にも興味を示さなくなるなどの兆候があります。
共に過ごす時間の長い家族がその兆候に早い段階で気づき、悩みを共有することで解決するのです。

ひきこもりる際の心理状態

周りとの接触を避け、一人になりたい時は誰にでもありますが、一生一人でいたいわけではないはずです。
人は社会生活を営む生き物であり、生きていくためには複数の社会と関わっていかなければなりません。

それが分かっていてもひきこもるには、大きなストレスを感じているからに他なりません。
うつ病に極めて近く、心理的抑圧が生み出す逃避行動の一つです。

自分の感情を抑える

人間関係において、自分の感情をストレートに他者にぶつけていてはトラブルが絶えません。
皆、心の中では怒りやイライラを感じていながらも、それを押し隠し、円滑な人間関係を維持しようと努力しているのです。

しかし、許容限度を超えた他者からのプレッシャーが続くと、自分の感情を抑えることは難しくなっていきます。
その結果、その歪が様々な行為や身体的トラブルを招くのです。

抑圧から解放されるための代償行為として、万引きを繰り返したり、ネットへの匿名の書き込みなど、ネガティブな行為へと走るケースもあります。
ひきこもりはその逆で、一切の関わりから自分を引き離し、守ろうとする行為です。

ひきこもりにやりやすい性質

いわゆる良い子というのが危険な傾向にあるのです。
誰にでも良い顔を見せるということは、異常に人に気を遣うということで、常に自分を抑えている可能性が高いのです。

勿論自分の現状に満足し、常に前向きで健全な精神の「良い子」であることの方が多いのですが、自分を受け容れてもらいたいために常に相手に気を遣うのとは異なります。
心に強い劣等感や自己嫌悪がある場合、自分をさらけ出す事が怖くなるのです。

解決には、不必要なコンプレックスからの解放が必要です。
自分を好きになれないことがひきこもりの原因の場合、全ての心の病と同様に相談者の状態自覚させ、しっかりと受け止めることから始める必要があります。
カウンセリングによって、原因を探り出すことができれば、それが治癒への道の始まりとなります。


アダルトチルドレン

日曜日, 29 11月 2015

機能不全家族

アダルトチルドレンという言葉は広く浸透しているものの、実際には正しく理解されていないというのが現状です。
家庭に問題があり、暴力をふるう我儘な大人というような単純なものではないのです。

根深く、目に見えない心の闇があるのです。
アダルトチルドレンを生み出す環境として機能不全家族が挙げられますが、家庭内で親から子への身体的、精神的虐待があったり、愛情を示さないネグレクトにより、成長期の子供の心理に多大な影響を与えるのです。

地域社会との関わり

また、地域社会の中で孤立した家庭も機能不全家族に位置付けられ、子育ての大きな妨げとなってしまうことが多いのです。
嘗て子供は近所の子供たちと遊ぶことで、学校とは異なる集団に属し、年齢の違う同世代の子供と一緒に過ごす事で社会性を身に着けることが出来ました。
地域社会との連携というのは極めて重要なのです。

負の連鎖

親に愛情があれば多少の体罰があったとしても、子どもがアダルトチルドレンになる可能性は少ないのです。
しかし親がストレスを抱えていたり、親自体がアダルトチルドレンだった場合、子どもを健全に育てる事が難しく、結果として子供にも悪影響を及ぼします。

親子ら子への負の連鎖を断ち切らない限り、アダルトチルドレンや依存症の親子関係は続いてしまう確率が高いのです。
また、常に夫婦喧嘩の絶えない親の元で育った子供は、大きな物音や怒鳴り声に常にびくびくして生活していたため、大人になっても打撃音や怒号を聞くと震えが表れたり、動悸がしたり、なんらかの身体的トラブルを抱えているケースがあります。

アダルトチルドレンのチェックシート

自身や家族がアダルトチルドレンかどうかを知るための、簡単チェックシートがあります。
カウンセラーやメンタルクリニックによって内容に多少の差はありますが、傾向を知るのに必要な項目が20~30項目程あり、チェックを付けていくだけで危険度がわかるものです。
心理テストなどでも使われる手法で、通常はどの項目にも当てはまりません。

幼少期の心の成長

人間は幼少期に人格の基礎ができてしまいます。
三つ子の魂百までもと言われる通り、幼い子供にとって家族は世界であり、それが常識となってしまうのです。

例え家庭内に問題があったとしても、子どもにはそれを判断する比較材料がありません。
したがって、機能不全家族の中で育つ子供は、人格形成に置いて重大な欠陥を生じてしまうのは否めません。

責任転嫁

子どもに責任はありませんが、子どもが成長した時に自身の家庭が他とは違う事を悟り、自分がアダルトチルドレンであることを認識した場合、親の責任を問う確率は高いのです。
既に過ごしてしまった幼少期の時間を取り戻す事は誰にもできません。
責任転嫁して逃げても、時間の無駄であることに気づく事が大切です。

カウンセリングのアプローチとしては、まず相談者がアダルトチルドレンであることを自覚し、機能不全家族の中で育ったことをしっかりと認識する事から始めます。
その上で、抑圧された環境で育ったことと向き合い、相談者が爆弾を抱えている事に気づかせることで、脱却へのスタートラインに立つことができるのです。


依存症

月曜日, 19 10月 2015

間違ったストレス発散法

ストレス社会の現代、人それぞれにストレス解消法を持ち、健全な社会生活を送っていますが、過度なストレスに対してはいつも以上の休養やストレス発散が必要となります。
時には逃げることも必要ですが、間違った方法でストレスを解消した場合、依存症となってしまいます。
最初は少しでも効果がありますが、徐々に量が増えていき、ついにはそれなしではいられなくなるのです。

依存症には様々なタイプがありますが、大きく3つに分けられます。
物質への依存、行為への依存、人間や動物への依存です。

物質への依存症として最も多いのがアルコール依存症です。
中毒性が強く、アルコール効果の持続時間も時間の経過とともに短くなって行き、効果が切れると震えや動悸、吐き気など身体に重篤な症状が表れます。

また、薬物依存症は最も危険な依存症で、自らの生命を脅かすだけにとどまらず、周囲の人々に対して危害を加える可能性もあり、大きな社会問題となっています。
近年、禁煙外来が注目されていますが、たばこも中毒性が強く、禁煙を試みても幾度も失敗するケースは少なくありません。

依存する対称は人間や動物である場合もあります。
親子であったり恋人や友人であったり、ペットであることもあります。

思い込みによる特定異性への過度な依存症は、ストーカー行為に及ぶ危険性もあります。
ペットへ愛情を注ぎこみ、死亡した際のペットロスも社会問題として大きく取り上げられています。

最近問題となっているのが、若年層のゲーム依存症やメールやラインへの依存症です。
携帯を手放すことができず、友人や恋人と一緒にいるにも関わらず、誰かとラインやメールで繋がっていなければ心が休まらないのです。
形のない依存症は他にも沢山ありますが、経済的に大きな影響があるのが買い物依存症とギャンブル依存症です。

依存症になりやすいタイプ

依存症になりやすい性質というものが統計として出ていますが、だからと言って依存症になるわけではありません。
環境によっても大きく異なり、一概には言えません。

一つの傾向として言える事は、継続的なストレスがあるということです。
何かを求めても得られない欲求不満や、逃げ出したい事象が日常的にあることで、発散方法とて物や人、ペット、行為に一時的に退避する事で自分の心を守ろうとします。
しかし、結果的には依存する事で自分を縛ることになってしまいます。

治療へのアプローチ

やはり早期発見が早期治癒には重要です。
周囲の人間の気遣いが必要であるだけでなく、根本的な原因を取り除く手助けが必要となります。

アルコールや薬物への依存症の場合、まずは病院での治療が最優先となります。
しかし、身体的な問題を取り除いても一時的なものでしかなく、退院後再び手を出す確率が極めて高いものでもあります。

依存症からの脱却にはカウンセリングが欠かせないのです。
アプローチとしては、心を縛る対象物からの解放のために、依存症であることに気づかせ、乗り越える手助けをする事です。

依存症とひとくくりにしてカウンセリングを行うカウンセラーももちろんいますが、アルコール依存症や薬物依存症に特化したカウンセラーもいます。
ある依存症の解消法に長けているカウンセラーが、早期治癒に力を発揮するのです。


パニック障害

土曜日, 19 9月 2015

パニック障害の定義

一度は耳にしたことがあるであろう精神疾患の一つにパニック障害があります。
パニック障害とは、必要以上に不安感を持つことで身体にも変調をきたしてしまう神経の病気です。

主な症状としては、突然動悸やめまい、吐き気、ふるえ、発汗などに見舞われ、息ができないなど、死を意識するほどの苦しさが数分間続きます。
この発作は直ぐに収まりますが、ひとたび発作を経験してしまうと、いつまた同様の発作に襲われるかという不安感に苛まれることから、かつては不安神経症と言われていました。

不安障害の一つとしてパニック障害があるという位置づけで、他にPTSDや強迫観念、恐怖症などがあります。
パニック障害は目に見えて激しい発作が起こるためあらゆる病気が疑われますが、検査をしても異状なしという結果となるのです。
そのためてんかんや自律神経失調症と間違われやすい疾患でもあるのです。

メカニズム

では、何故パニック障害に陥るのでしょうか。
それは脳内物質にその原因があります。

ノルアドレナリンという神経伝達物質がありますが、危険が迫っている際にそれを伝える役割をする物質ですが、過剰分泌する事でパニックを起こすという説と、もう一つはノルアドレナリンを抑える役割をするセロトニンという神経伝達物質が不足することで起こるという説があります。
遺伝的要素が強いことも報告されています。

また、食生活が影響しているという説もあります。
過食や不規則な食生活が原因でインスリンの分泌が過剰となり、低血糖を起こしてしまうのです。
そのため対策として栄養士による食事指導が効果があるのです。

パニック障害にやりやすい人

正確なことは判っていませんが、不安を感じやすい人に起こりやすいと言われています。
ネガティブな状況をイメージしてしまい、不安に陥る事で発作が起こり、周りの人間にまで迷惑をかけてしまう。また発作を起こしたことで再び同じような症状に襲われるのではないかという不安に襲われるという悪循環です。
また、パニック障害は精神的な要因よりも、脳の機能の一部に異常があることが最大の原因です。

お困りの際は、心療内科や精神科を受診するケースが殆どですが、循環器内科で心電図の検査や甲状腺科を受診する事が肝要です。
その結果異常が見つからなかった場合に、初めてパニック障害を疑うというフローになるのです。
主な治療法はSSRIというセロトニンをの投薬が主軸になり、ノルアドレナリンを抑えるセロトニンを増やします。

カウンセラーによるヒアリングも重要な治療法の一つです。
不安に陥りやすい思考の癖を矯正する事で自信がつき、パニック発作が減少し、いずれは薬からも脱却する事が可能となるのです。


強迫観念

水曜日, 19 8月 2015

強迫性障害OCDの原因

誰しも少なからず持っている強迫観念ですが、施錠や電気・ガスの確認をして外出したものの、直ぐに気になって家に戻るのは良くあることです。
しかし、その状態が何度も続き、一度確認してもまたすぐに不安になり、何度も戻って確認してしまうとなると、それは強迫性障害である可能性があります。
OCDとも言われ、心理療法やカウンセリングへの相談件数は増加しています。

原因は人によって異なりますが、過去のトラウマだけでなく、不安感や劣等感、欲求不満なども挙げられます。
自分を過小評価する癖があり、他人に受け容れてもらえないのではないかと常に考えてしまうのです。

うつ病やアダルトチルドレンと良くにていますが、幼少期の家庭環境に原因があるケースが多いのです。
両親が常に喧嘩をしていたり、イライラしていたり、他の兄弟を褒めるのに自分には冷たいなど、愛情面で満たされなかったり偏っていたことが原因となっている可能性があります。

強迫観念の主な症状

最も多いのが不潔恐怖で、潔癖症の名で知られています。
洗浄脅迫があり、何度も入浴したり、頻繁に手を洗うなどの症状が見られます。

その結果、汚いものに触れることができなくなり、部屋の掃除ができなくなり衛生環境が悪化するという悪循環を生じます。
また、自分自身や他人に危害を加えてしまうのではないかという強迫観念を被害恐怖、加害恐怖と言います。
あらゆる負のイメージに取りつかれてしまうことが強迫性障害の特徴で、その症状は人によって様々です。

認められたいと思う心の裏返し

強迫観念の原因の一つに、満たされない思いがあります。
人は、とことんまで突き詰めなまま中断されたり要求が満たされないと未練が残りますが、当然あるべき家庭の愛情が不足している場合は心に穴が開いてしまいます。

その心の穴がネガティブ思考の原因となっている場合、穴を埋めるための行動が常軌を逸しているケースがあります。
親に関心を持って欲しいために暴れたり、万引きなど反社会的な行動を取ることがありますが、結果的により強い疎外感に苛まされてしまいます。

一例ですが、本や番号のついたものを順番通りに並べないと気持ちが悪いという事例。
不安を感じるようになったらカウンセラーに相談する事が早期発見早期治療に繋がります。
また、少しでも体調不良を感じると重篤な病気なのではないかと疑った経験は誰しもありますが、それが度を越して不安感を感じる場合もカウンセリングが必要となります。

認知行動療法

強迫観念のバックにあるものがトラウマである場合、認知行動療法を取り入れるケースが多いのですが、原因がネガティブなものであるケースに限ります。
認知行動療法は、OCD以外にも広く精神療法として用いられている治療法で、効果が高い事で知られています。
本人に病の根源と向き合わせる事で、徐々に気持ちが楽になっていく治療法です。

医師とカウンセラーによって、根気よく細部まで行き届いた治療により考え方の癖を矯正し、完治が可能な病気です。
日本ではカウンセリングはまだまだ敷居が高いという意識がありますが、欧米では気軽に相談できる環境にあります。
徐々に日本でも心の病について理解度が深まり、より身近なものとなってきているのは確かです。


PTSD

日曜日, 19 7月 2015

心的外傷への理解

PTSDという言葉は世間一般に浸透していますが、四半世紀前までは認知度が低く、そのため苦しみを人に理解してもらうことができませんでした。
現在は、なんらかの強いストレスによって引き起こされる病気であることを多くの人が理解していますが、それでも克服の手助けにはなりません。
心の悩みは他者に共感してもらうことである程度快方に向かうことができますが、PTSDの場合は心理療法による治療が必要です。

PTSDの原因

今なお記憶に新しい地下鉄サリン事件で、多くの方がその後遺症に悩まされています。
身体的なトラブルに加え、電車に乗れない、人込みが怖いなどの後遺症により、社会生活を営むことが困難となっている方も少なくないのです。

また、事故や事件に巻き込まれたり、自然災害による被害者となった場合も同様で、強いストレスからトラウマとなってしまうのです。
戦争体験はそれ自体悪夢と言えますが、当時の事を語れないのもPTSDによる場合があります。
テレビで海外の内紛や戦争の映像が流れるだけでフラッシュバックするのです。

トラウマのフラッシュバック

過去に体験した事故などの災難が原因でトラウマとなった場合、日常の些細な事でフラッシュバックし、パニックに陥る事があります。
例えば、厳格な親による厳しすぎる躾が原因で、大声や打撃音に過剰反応し、手足が震えるなどの症状に悩まされるケースは多いのです。
トラウマを背負うのは幼少時に限りません。

家庭内暴力によるPTSDは近年増加の一途にあります。
暴力をふるう夫から逃げ、隔離生活を余儀なくされている女性は少なくありません。
誰でも、いつでもPTSDになる危険性が潜んでいるのです。

PTSDの治療法

カウンセリングと医師との連携による治療となります。
今現在、強い症状に悩まされている方を救うには、薬物投与しかありません。

例えば高血圧の場合、血圧を下げるべく生活全般を改善していく必要はありますが、今現在の対処療法として降圧剤を飲むことで生命の危険を回避します。
食生活の改善をしながら血圧が基準値に戻り安定するようになれば、徐々に薬を減らしていくことができるのです。

PTSDも同じです。
一般的に、薬を飲み始めたら一生飲み続けなければならないと言われていますが、カウンセリングを行いながら、薬を減らしていくことが可能です。
症例の一つとして、頭の皮膚がよじれて片側に集まっているように感じたり、顔が歪んでいるように感じる事があり、ピリピリと痺れる感覚に襲われる場合もあります。

そうした苦しみは傍からはわかりませんが、日常生活にも支障を来す症状なのです。
今すぐ苦痛を和らげるための投薬は必要で、薬の投薬、変更、減少は主治医の指示に従わなければなりません。

PTSD克服のカウンセリング

カウンセリングはPTSD治療の一環としてあります。
心の病の克服には、まず原因となる事象と向き合い受け入れる事から始めます。

そのため、原因となった状況を人為的に作り出し、繰り返し追体験をさせることで少しずつ慣れて行くのです。
治療そのものがストレスになりますが、カウンセラーにより、無理のない形で心の傷を癒すことができるのです。


恐怖症

火曜日, 23 6月 2015

恐怖症の種類

何かに対して強い恐怖感を抱くことがありますが、対象は人それぞれです。
例えば高い場所を異常に怖がる高所恐怖症や、狭く閉ざされた場所が苦手な閉所恐怖症などもその一例です。

高所恐怖症の場合、克服するよりも高い場所に近づかない事で身を守り、閉所恐怖症はトイレの個室も少しドアを開けて入るなど、回避方法はあります。
しかし、虫に対する恐怖症の場合、予測できないことが多く、パニックに陥ることもあります。

対人恐怖症

近年増加しているのが対人恐怖症で、複雑な人間関係に悩み、ストレスからうつ病を発症するケースも少なくありません。
人に対して気を使い過ぎることで自分を失いがちなのです。

気にしないようにしようと思っても、無意識化では意識してしまい、自己コントロールできないのが恐怖症です。
恐怖心の裏側には自信喪失や劣等感があるケースもありますが、一つのミスをくよくよ悩む傾向にある人程なり易いのです。
大勢の人の前でスピーチをする機会は誰にでもありますが、赤面したり、声がうわずってしまったり、足が震えるなどの症状があります。

根底にあるもの

恐怖症の根底にあるものは、思い込みや強迫観念である場合があります。
対人恐怖症の場合、自分の見た目が人より劣るという思い込みや、口臭があるのではないかと不安に陥ります。
殆どは思い込みですが、克服する術を持ちません。

こういった悩みを解決するには、カウンセリングが有効。
カウンセラー自身が経験者であるケースが多く、苦しみを理解し寄り添ってくれます。
カウンセリングによる克服には時間が掛かるものですが、数か月から数年とケースによって異なるので、長い目で考えておきましょう。

カウンセラーは、具体的に日々行うことを伝え、一つずつクリアしていくことで、確実に克服へと向かわせます。
近年増えているのが、スカイプなどを利用したカウンセリングで、離れた場所でも顔を見て行うことができるため、時間や場所に縛られず成果を上げることができます。

過去のトラウマ

恐怖症の原因の多くは、過去のトラウマが潜んでいます。
カウンセリングによって、自分でも自覚がないトラウマを引き出すことで、具体的な克服法を見出す事が出来るのです。
例えば対人恐怖症の場合、過去にいじめにあった経験があったり、対人関係でトラブルの経験があるケースが多く、まずは原因を突き止めることから始めます。

擦り込みによる恐怖症

飛行機恐怖症など、過去に事故の経験があるわけでもないのに何故怖いのか、自分でも判らないことがあります。
また、水難事故の経験があるわけでもないのに水に対する異常な恐怖心から、入浴もシャワーだけというケースもあるのです。
それは、テレビや会話の中から、それが恐ろしい事であるという恐怖観念の植え付けがあった可能性が高く、物心ついたころの幼いころに遡ることもあります。

解決策は、ケースにより方法は異なりますが、共通して言える事は、恐怖心を持つ原因となった事象と向き合う事です。
忘れたいこと、思い出したくない事は、掘り起こして向き合って初めて克服へのスタートラインに立つことができるのです。
経験豊富なカウンセラーが寄り添う事で、確実にその壁を超える事が可能となるのです。


うつ病

火曜日, 19 5月 2015

急増するうつ病

ストレス社会と言われる現代は、うつ病や予備軍が急増し、いまだ衰える事がありません。
ひとたびうつ病と診断されれば、それは完治に向けての一歩を踏み出したことになります。
問題はうつ病の自覚のない予備軍で、潜在患者数は20人に一人とも言われており、特別な病気ではなくなっています。

誰でもなり得るうつ病ですが、他の病気と同様に、早期発見が早期回復の鍵となります。
しかし、検査でわかる性質のものではないため、予兆を見逃しがちなのも発見を遅らせる結果となっているのも事実です。

予兆の一つに、無気力があります。
今までは精力的に趣味や仕事に取り組んでいた人が、ある日突然無気力となり、職場なら休み勝ちなにり、成果があがってこないなどの変化が表れます。
また、過剰なストレスから自律神経失調症となり、不整脈や異常な発汗、時に発熱などの不調に見舞われます。

うつ病になりやすいタイプ

同じ状況下にあっても、ストレスを強く感じる人とそうでない人がいます。
うつ病はなり易い人となりにくい人がいますが、うつ病を発症する危険性の高い人には共通の傾向が見られます。

多くの人が見過ごすことのできる事象にも強いイライラを感じてしまうタイプの方は、人並み以上にストレスを感じやすいため注意が必要です。
また、優柔不断な人程かかりやすい病気でもあるのです。
普段から思っている事を口にする人は、その分ストレスを発散しているためうつ病にかかりにくいのですが、思いを口にせず、不満を貯め込んでしまう人程かかりやすい病気なのです。

言ってはいけない言葉

うつ病になると、これまでできていたことが急にできなくなったり、判断力が低下することがあります。
また、何をするのも億劫で、常に怠いのがうつ病の特徴の一つです。

ストレスから自身を解放するために、脳がスイッチを切ってしまうことによる怠惰なのです。
その様な状態の人に言ってはいけない言葉は、頑張れという励ましです。

うつ病を回避するために

うつ病も他の病気同様で、発症してから治療するよりも予防が大切です。
日ごろから自分なりのストレス発散を心掛ける事が重要です。

例えば絵を描いたりカラオケで歌うのもストレス解消法の一つです。
軽い運動を心掛けることも重要です。
日常生活の中で、あまり一つの事を突き詰めて考えすぎたり、他人に気を使い過ぎたりすることなく、自分に余裕を与える事が大切なのです。

うつ病の治療法

ひとたびうつ病と診断された場合、治療法は2種類あります。
一つは抗鬱剤の投薬で、もう一つは休む事です。

抗鬱剤には、うつ病の発祥によって低下した脳の機能を取り戻す効果があるため、鈍化した行動の回復を促します。
また、薬だけではなく、十分な休息を取ることも重要なのです。

医師は診断と処方箋を出す事はできますが、カウンセリングを行わないケースが殆どです。
カウンセラーが医師と連携して治療に当たる事で、より確実な治療を施すことが可能になるのです。


家庭の悩み

土曜日, 25 4月 2015

夫婦間のトラブル

どんなに仲の良い夫婦でも、全くトラブルが無いというのは極めて稀です。
一度ならず離婚を考えたことがある夫婦も多く、原因は様々です。

もともと全く異なる環境で生きてきた他人が家族になるのですから、安定するまでに幾度となく壁が立ちふさがります。
家庭内がギスギスしてしまえば、外に安らぎを求めるのは必定で、浮気や不倫が離婚の原因になることもあります。

子どもがいる場合、簡単に離婚に踏み切れず、我慢しながら同居を続けている仮面夫婦は多いのです。
離婚するのは簡単ですが、一度は修復の努力をしてみることが大切です。

家庭内暴力

DVは許されざる行為ですが、加害者もかつては虐待された被害者であるケースが多く、連鎖を断ち切れないことが多いのが現状です。
単純なものではありませんが、加害者も被害者も克服する方法はあります。

嘗ては男性が加害者であるケースが殆どでしたが、最近では女性が暴力をふるうケースも増えています。
いずれにしろ、更正のためのプログラムがあり、実際に成果が報告されているのです。

介護疲れ

高齢化社会へと移行しつつある日本ですが、50歳以上のほとんどが、親の介護や身内の看護など、背負ているものがあります。
逃げることのできない性質のものだけに、誰もが責任の重圧から心身ともに疲労してしまいます。
介護疲れが原因の犯罪も少なくないのが現状です。

破たんしてしまう前に、カウンセラーに相談する事で救われたケースもあるのです。
見方を変えることで心が解放され、介護する側の精神状態が好転すれば、介護される側も安定するという、正の連鎖が起こります。

弁護士との連携

カウンセラーは単に相談するだけでなく、現実的な問題解決のために、必要ならば弁護士や行政書士などとの連携も行います。
問題解決で心の重荷が取れれば、健康な精神状態を取り戻すことができるのです。

ただ、悩みの中にいる人には、解決のために何が必要なのかを見極めることができないだけでなく、
何かをする気力もないケースが殆どです。

解決のためのノウハウを持っているからこそカウンセリングができるのです。
誰にも相談できない家庭の問題こそ、カウンセラーに相談することが肝要です。

すれ違いの原因と解決

親子と言えども別の個ですから、理解し合えないことによるトラブルはあり得ます。
他人じゃないからこその歪みは、その分根深く、他人に相談して解決できるケースはごく稀でしょう。
カウンセラーにはこうした親子の問題に関する相談件数も多く、解決に導くノウハウも豊富です。

カウンセリングを行うことだけで、一人で抱えているよりもずっと気持ちが楽になるのです。
勿論気持ちを楽にするだけでなく、実質的な解決方法を導き出すことが目的です。